— 集計期間:2025年7月1日~7月31日 —

東三河では今月、新たな産業創出に向けたセミナーや若手育成の場づくりが活発化しました。産学官が連携し、多様なテーマで起業家支援の仕組みを強化しています。以下、主な動きをご紹介します。

1. フェムテック機運醸成セミナー開催(豊橋/オンライン)

7月17日、「東三河発フェムテック!新たな市場で企業が輝く」と題したハイブリッド形式のセミナーを開催。Femtech市場の可能性や地域連携による商品開発事例を共有しました。また、相談支援を行う「フェムテック商品開発サポートデスク」の設置も発表し、地域のスタートアップ支援基盤が強化されました。豊橋まちなか情報ステーション TASUKI(タスキ)

2. NOBUSALA起業塾 ~東三河から全国へはばたけvol.4~(豊橋)

同日、emCAMPUS STUDIOにてスタートアップ×地域企業によるピッチと交流イベントを開催。サーラアグリや日本農業をはじめとする登壇者が登壇し、スタートアップのリアルな悩みを共有する「お悩みピッチ」や交流会が行われました。emCAMPUS

3. HigashiMikawa UPPERS 第8期活動報告&交流会(準備段階)

起業家コミュニティ「HigashiMikawa UPPERS」は、活動紹介や起業文化醸成に向けた運営の取り組みを7月9日note記事で発信しました。今後の交流イベントに期待が高まります。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES

4. AICHI Co-Creation 募集締切迫る

愛知県主催の地域共創型スタートアップ支援プログラム「AICHI Co‑Creation Program 2025」の応募締切が7月25日に迫りました。地域課題の解決に取り組むスタートアップや企業・個人の参画が進んでいます。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES

5. 県の魅力企業スタディープログラム(学生向け支援)

県内在学の大学生や第二新卒を対象に、企業説明と実践型講座(「伝わる力がアップする面接での話し方講座」など)を組み合わせたプログラムが提供され、若手人材との接点づくりにも貢献しました。pref.aichi.jp


まとめ:今月の動きと展望

7月は「セミナー(フェムテック)」「ピッチ・交流(NOBUSALA)」「地域支援基盤(UPPERS/県プログラム)」という3つの軸で活動が広がりました。8月以降は、応募プログラムの採択や実装フェーズへの移行が鍵になりそうです。若手・起業家向けの実践機会や支援環境の整備が続けば、東三河のスタートアップエコシステムはさらに活性化することでしょう。

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