豊橋市でコワーキングスペースを運営しているTrial Village(以下トラビレ)の柴田です。

トラビレは、2013年5月に開設しました。
開設当時にはすでに私の周りでも在宅ワーク/ノマドワークをしている方も少しずつ増えてきていましたが、まだまだ「コワーキングスペース」の認知度は低く、コワーキングスペースの需要はあると確信していたもののしばらく利用者数は伸び悩み、もちろん近隣地域に同業者が開設することもありませんでした。

そのうち、2017年頃から利用者も徐々に増えはじめ、それに伴い東三河でもコワーキングスペースやシェアオフィスが少しずつ増えてきました。そうした新しくできた近隣施設の見学や運営者との情報交換をしたり、開設に携わったりもしましたが、どの施設もそれぞれ「スタートアップ企業を生み出したい」「多様な働き方を認める社会にしたい」など地元への想いや働き方に対する考えがあるにもかかわらず施設同士がお互いの強みや特色を知らないために利用者をサポートしきれなかったり、イベントの日程が被ったりすることも起き始めてきました。東三河という都市圏と比べて利用者人口が少ない地域で、このまま同業者と競合してパイを奪い合うのではこの地域での多様な働き方を阻害してしまうのではないかと危惧し始めました。それぞれの強みを生かして施設同士の連携をし、利用者にとって働きやすい環境を整えたいと考えていました。

そんな想いから、2019年1月に近隣のコワーキングスペース運営者を集めて「東三河コワーキングスペース連絡会議」を発足しました。

この会では、月に一度の施設同士の近況報告などの情報交換を中心に、これからスペースをつくりたいという方も含めて定期的なミーティングや運営者向けの意見交換や研修を行っています。

広くコワーキングスペースといっても、その拠点ごとに集まる人々はさまざまです。まず各スペースが活性化し、スペース同士が連携することで、コワーキングの輪を東三河全域に広げていきたい。そんな未来を想い描いています。

コワーキングスペース運営者(希望を含む)の方も、利用者の方も、連絡会の取り組みに興味のある方はお問い合わせください。

代表 柴田篤(shibata@trialvillage.net)

カテゴリー: 活動報告

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